background Layer 1

プリマ "の秘密

プリマ・ウォッチ

メゾンは、すべてが完璧であるよう2年の歳月をかけて完成させたこのモデルを皆様にご紹介できることを大変嬉しく思います。  このメゾン初の時計のシリーズは、メゾンがジュエリー製造において10年以上培ってきたもの (細部に厳格に追求されたノウハウ、高品質の素材を使用したエレガントなモデル、最も適正な価格)を引き継いだ作品です。

このお約束に応えるため、Swiss Madeのモデルを提供することはメゾンにとって当然のことでした。 メゾンのジュエリーはすべてフランス製ですが、時計製造に関しては、最高の技術をお届けしたいと考えたのです。  「時計製造のガイド」で見たように、最高のものはスイスで作られています!

ステップカット・ダイヤモンドにインスパイアされた八角形のフォルムが美しいプリマ・ウォッチは、メゾンのジュエラーとしてのDNAを感じさせます。ローズスティール・バージョンは、柔らかな輝きで高い評価を得るメゾンのローズゴールドへのオマージュです。スティール・バージョンをお選びいただいた場合でも、文字盤の針にはローズカラーがさり気なく使用されています。また、その繊細なプロポーションは、控えめでエレガントなメゾンのジュエリーのイメージそのものです。

dessin de la montre et diamant

基礎知識

デザインに加えて、より技術的な疑問もお持ちのことでしょう。そうした疑問にメゾンがお答えいたします。

——    「ETAクォーツ・ムーブメント」の”ETA”とは何ですか?

”ETA(”エタ”と発音します)”とは、スイスの一流ムーブメントメーカーの名前です。 有名時計メーカーのサプライヤーであり、クォーツ式ムーブメントだけでなく、自動巻き式ムーブメントにおいても、時計製造の世界における基準となっています。  ETAのクォーツ式ムーブメントは、世界で最も信頼性の高いムーブメントの1つとして認められています。  だからこそ、メゾンはこのムーブメントをプリマ・モデルに採用することにしたのです。

outils montre

——    「5ATM(5気圧)」とはどういう意味ですか?

”ATM”とは、時計の防水性能を指します。例えば、プリマ・モデルは水深50メートルに相当する圧力に耐えることが可能です。
  しかしこれは、時計を水深50mに沈めることができるという意味ではありませんのでご注意ください。より具体的には、浴槽やプールでは問題なくご使用いただけるということを意味します。ただし、スポーツには向きません。浅い水辺でご使用いただき、飛び込みなども避けてください(水球や宙返りもNGです!)。
さらに、お客様が例えばよく食器洗いをしたり、スパを利用される場合は、ケースに直接水をかけないことを強くお勧めいたします。
というのも、耐えうる以上の水圧がケースにかかる場合があるからです。 最後に、ケースは防水ですが、ベルトはそうでない可能性があります。お客様が例えばレザーのベルトをお選びの場合、水に濡らすことは避けてください(理由は後ほどご説明いたします)。

——    「ローズPVD」とは何ですか?

メゾンの象徴であるローズゴールドにインスパイアされたプリマ・モデルには、PVD加工(Physical Vapor Deposition:物理蒸着法)により、ローズゴールドを思わせるコーティングが施されたものもあります。  18金よりもはるかに手頃ですが、外見は非常によく似ているため、ゴールドの輝きは好きだけれど、数千ユーロはかけられないという場合、これは完璧な選択肢となります。メゾンにとって、その選択は明らかでした!
ステンレス・スティール製のパーツ(針、インデックス、ケースなど)をローズゴールドとともに密閉容器に入れ、磁場によりローズゴールドの粒子を浸透させます。その結果は? 光り輝く優しい色合いが長時間持続し、環境に有害な廃棄物も発生しません。 また、ジュエリーのホワイトゴールドのように、PVDは時間の経過とともに風合いを帯びる表面コーティングであることをご承知おきください。

montre Prima acier rosé

——    「サファイアガラス」とは何ですか?

サファイアガラスは、合成コランダム結晶(サファイアの専門用語)から作られています。  非常に高い温度で加熱されると、この結晶は透明で非常に耐性の高い素材に変化し、ジュエリーとして有名なサファイア同様の硬度となります(この貴石に関する完全ガイドはこちらをご覧ください)。

サファイアガラスは、時計製造において定番の素材です。極めて耐性が高いことから(他のサファイアまたはダイヤモンド以外からは傷つけられることがありません)、大手時計メーカーや一流メゾンで愛用されています。
耐性は非常に高いものの、絶対に割れない訳ではなく、激しい衝撃により破損することもあります。  そのため、ご自身の時計を大切に扱い、リスクのある状況ではご着用いただかないことが重要です。  さらに、メゾンはこのモデルに、反射防止加工の施されたサファイアガラスを使用し、どのような状況でも完璧に文字盤を視認できるようにしました。

——    メゾンのレザーの特徴は?

メゾンのナチュラルレザーは、その名の通り、ほとんど加工されておりません。メゾンの革製品は、フランスのサヴォアフェールの砦の一つ、ブザンソン地方にある、フランス屈指のタンナー(なめし)工場で加工された「フルグレイン」レザーを使用しています。    なめし職人は細部に至るまで素材を加工し、あらゆる欠点を取り除きます。  職人的ノウハウを生かして、彼らは革を極めて柔らかく仕上げるため下準備をし、革やすりで磨いて細かな欠陥を取いた後、エレガントなベルトを作るため、さまざまなパーツを製作し組み立てます。    1つのベルトを作るのに、何と合計で60の製造工程と5~6人による作業が必要となるのです!   この綿密な作業が完了すると、製品は細部までチェックされます。素材からエッジの滑らかなカット仕上げまで、すべてが完璧でなければなりません。

しかし、物語はここで終わりではありません。時とともにレザー本来の表情は変化し、味わいを見せ続けてくれるでしょう。

レザー・ベルトは水中でも使用できるのでしょうか?残念ながらできません。当社のベルトに使用されているレザーは素晴らしい品質で、特に耐久性に優れていますが、ほぼ未加工の生きた素材であるため、水にさらされると劣化が早まる可能性があります。    ベルトが濡れた場合は、乾いた布でやさしく水気を拭き取り、熱源を避けて室温で自然乾燥させることをお勧めいたします。

お手入れ方法は?ナチュラルレザーのベルトは、時間とともに古色を帯びてきます。また、光にさらされると茶色に変色します。  こうしてレザーならではの個性が明らかになっていきます。 しなやかさを保つために、適切なクリームや、革のケア専用のビーズワックスでレザーを定期的にお手入れすることをお勧めいたします。

よくあるご質問

——    スティールブレスレットを手首に合わせるにはどうすればよいですか?

ご注文の際にベルトを調整されることをご提案いたします。理想的にはブティックにお越しいただき、完璧な調整を受けていただくのが確実です。 ただし、お客様がオンライン注文をご希望の場合は、 手首のサイズを測定できる、ダウンロード可能なツールをご用意しております。 このサイズに応じてコマの数を調整した後、お客様に時計をお送りいたします。

手首のサイズを測り間違えてしまったり、プレゼントされた時計のサイズが合っていなくても大丈夫。  スティールブレスレットは、30日以内であればすべてのブティックで、無料でサイズのお直しが可能です。

そのためには、来店を{linkStart}ご予約いただくだけで結構です。ブレスレットがお客様の手首にぴったりフィットするよう、その場で数分間のうちにコマ数を調整いたします。

ブレスレットの幅を広げたい場合は、ご注文品に同梱されていた予備のコマを忘れずにお持ちください。

ご来店が難しいですか?問題解決のためカスタマーサービスまでご連絡ください。

さらに、プリマ・モデルでは、スティールブレスレットのコマの連結にネジ方式を採用しています。  主に一流メゾンで使用されているこの方式は、ピンがねじ山でロックされ、最高の安全性を保証いたします。

見る ローズスチール Prima

——    ブレスレットの交換方法

プリマのブレスレットは、簡単に交換できるように設計されています。 独創的なスライドシステムにより、工具なしでどこでも交換が可能です。 ベルトの付け根(エンドピース)、ケースの左右にある2つの球を内側に押し込み、バックルを外します。

別のブレスレットを取り付けるには、球をもう一度つまみ、時計のケースの専用の箇所にベースをセットいただくだけで結構です。

見る ローズスチール Prima

——    ムーブメントの寿命はどのくらいですか?

電池の寿命は、外気温などの要因により変化します。 しかし、4年程度を想定することができるでしょう。時計が止まったり、不規則な動きが見られたら電池交換の時期です。ムーブメントにダメージを与えないよう、早めに行うことが大切です。

そのためには、カスタマーサービスにご連絡いただくか、ブティックに時計をお預けいただくだけで結構です。  その後、お客様の時計を当社の時計工房にお送りいたします。そこで電池交換だけでなく、時間をかけて時計のケアを行い、作業完了後には完全な防水性をお約束いたします。

——    時計は右手首と左手首、どちらに着けるものですか?

正式なルールはありません。ただし、よく観察してみると、ほとんどの人が時計を左手首に着けていることに気付くでしょう。  その理由は正確には分かっていません。  しかし、利き手と反対の手首に時計を着用した方が快適で、リスクも少ないことは誰しも認めるところでしょう。  90%の人が右利きであることを考えると、ほとんどの人が時計を左手首に着けると簡単に結論づけることができます。 この理論にまだ疑いをお持ちですか?右手にコーヒーカップ(熱すぎないもの)を持ち、手首を回して時間を確認してみてください…

おわりに

プリマ・モデルはあなたの好奇心を刺激しましたか?さあ、今すぐ発見しましょう!

スティールまたはローズスティール、シングルまたはニ重巻のレザーでご用意したこのモデルは、メゾンの特別な自信作です。  細部に至るまで考え抜かれ、デザインされたこのアイテム。エレガントで信頼性が高く、デイリーユースに最適な時計をご提案することが、私たちの目標です。

このメゾン初の時計のシリーズでは、各時計のケースに固有の番号が刻印されています。

ぜひブティックでこのシリーズをご覧いただき、ご試着ください。ご予約はこちらからどうぞ。

メゾンはその歴史に、新たな一章を刻もうとしています。皆様とともにその歴史を紡いでいくことを、これからも楽しみにしています。

見る ローズスチール Prima